時の谷間で何か飲みながら、ふと振り返る日常のあれこれ
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夢・愛

イエイツ

 
 
 もし私が天空の帳を持っていたなら、

 黄金と白銀とを縫い込んだ、

 真昼と夜中と黄昏の青と薄墨と闇色をした

 煌めく空の帳を持ち得たものならば、

 私はその帳を君の足下に広げるだろう。

 
 しかし貧しい私は夢を見るしかなかった。

 夢を君の足元に。

 そっと踏んでほしい、私の大切な夢だから。



「あなたが年をとって」

  あなたが年をとって
  髪は白くなり 居眠り好きになって 暖炉の前でうとうとする時がきたら
  この詩集をとりおろして ゆっくりと読んでおくれ、そして
  あなたの眼がかつて持っていた あの柔らかな眼差しを
  あの深い翳りをふくんだ表情を思い出しておくれ。
  多くの男たちがあなたの明るい愛嬌を愛した
  そして真偽はともあれ熱情をもって あなたの美しさを褒めたたえた。
  しかしひとりの男はあなたのなかの 尋ね求める魂そのものを愛した
  そしてその変化する表情の奥にある 悲しみを愛した。
  だから赤く燃える暖炉の前にかがんで つぶやいておくれ、
それも少しだけ哀しげに
  あの「愛」は 遠くに逃げ去って、いま
  むこうの山々の上を歩いていると、
  そしてその顔を あまたの星くずのなかに隠していると

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【2008.09.05】 // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
友よ、明日泣け!
以前吉井和哉のインタヴューをして下さった時の
田家秀樹さんの語り口がとても心に沁みたので
以来かかさずブログを読ませて貰っています。
昨日書かれた「谷間」のお話は、
ここのタイトルが「時の谷間」ということもあって、
非常に興味深いものでした。
「友よ、明日泣け!」
これは、今から40年も前にラジオの深夜番組で
森繁久彌が毎回朗読した詩だそうです。

『本当の幸せにしみじみと咽び泣きたいのなら
今日の不幸せには笑って耐えようではないか
友よ、明日泣け!』

“泣きたい時は今泣かずに、明日泣きなさい、
もし明日泣きたくなったら、又明日泣きなさい、
そしたら泣きたくなくなるよ”
そういうことなのでしょうか。

「友よ、明日泣け!」
力強い言葉ですよねえ。
でも私は、泣きたい時には思いっきり泣いていいじゃないかと思います。
「泣いて泣いて泣き疲れるまで泣いて・・・」
いつか涙も枯れ果てる時がくるだろう。
泣きたい気持ちを無理に抑え込まなくたって良いんだよ。
涙が傷を癒してくれることもあるんだろうって思います。


来年、吉井和哉の新アルバム発売時に
また田家秀樹さんに吉井和哉をインタヴューして貰いたいと思います。
離婚、事務所からの独立、自伝出版・・・
田家秀樹さんがこれらの事柄をどのように評してくださるか
とても知りたいと思います。
【2008.09.04】 吉井和哉 // TRACKBACK(0) // COMMENT(0)
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